北陸新幹線開業後、初めての立山黒部アルペンルート営業開始に伴う乗客需要拡大に備え、営業開始の今月16日から『アルプス姐さん』こと16010形1編成を4連にします。
増結分は、クハ111を使用。これまで、部品取り車として、稲荷町工場の片隅に他の部品取り車両と整列された状態からの復帰となります。
そのまま4連化するとホームが足らなくなる為、全部をそれぞれ5mずつ短くし、鉄道線としては初の連接車導入となります。
切り離された5m×4=20m分は、暫くの間工場の片隅に無造作に置かれますが、今冬を目処に1両にまとめ、不二越・上滝線の3連運用専用車として増結されます。
伝説の稲荷町工場では、半日で1両を仕上げ、3日目には試運転も予定されています。
独特なジョイントが、鉄道王国富山そして立山連峰に響き渡ります。
また、愛称も『アルプス姐さん』から、連接車のジョイント音から「うなづきマーチ」や銘菓・富也萬から「立矢萬」、地元企業YKKから「地鉄チャック」など色々と候補が上がりましたが、結果『三代目(サンダーィメバード)雷鳥の末裔ことアルプス姐さん』と改名します。
写真:最初で最後の20m×4連の雄姿・稲荷町駅にて
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